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環境試験室

4000メートル級の山岳地帯や、灼熱の砂漠、ツンドラの大地など、地球上のさまざまな気象条件のもとで
自動車が走行できるよう、気象実験を行う空間を「環境試験室」といいます。
自動車がEVにシフトする中、今後ますます需要が高まり、注目が集まるジャンルです。
当社では、主に国内大手の自動車メーカー様からの依頼により、-40℃から+50℃までの気温、
気圧は平地の半分までの変化に耐えられる環境試験室の内装施工を行っています。
試験室の外壁は断熱材の組み合わせによるものですが、ひとえに組み合わせといっても、
巨大かつ複雑な形状に対応する施工や加工、断熱性が高く強固な扉の設置、温度だけでなく気圧や防湿など、
オールラウンドな気象条件に対応できる環境作りなど、一筋縄にはいかないのが現状。
技術とノウハウ持つ当社ならではの施工に、評価をいただいております。

スパイラル・トンネルフリーザー庫

冷凍食品を加工するためのコンベアー式急速冷凍機には、コンベアーが横に流れるトンネルフリーザー庫と、
上下に流れるスパイラルフリーザー庫の2種類があり、どちらも多くの食品工場に導入されています。
当社では、大手食品メーカーを中心にさまざまな現場でフリーザー庫を施工してきましたが、
天井が段差になっていたり、柱があったりと、現場によって条件はさまざま。
立地や環境に適した施工を行うためには高い技術が求められます。
食品の急速冷凍に使用したフリーザー庫を、使用後直ちに蒸気殺菌すれば、室内の細菌数が減り
食品の消費期限を延ばし、廃棄ロスを減少させることができます。冷熱の急激な温度変化は素材への負担をもたらしますが、
当社の特殊断熱内装を施せば、そのような強いショックにも耐えらえるフリーザー庫を作りだすことができます。

クリーンルーム

空気清浄度が確保され、一定の温度制御が可能なクリーンルームは、細菌の繁殖が品質に影響する食料品、
小さなほこりの付着も許されない工業用品、医療機器などさまざま製造・保管の現場に必要な設備です。
当社ではその肝となる断熱内装を行っています。

冷凍庫冷蔵保管庫

野菜や生鮮を保管するチルド帯の冷蔵庫から、-60℃で冷凍マグロの長期保存が可能な冷凍庫まで、
さまざまなタイプの断熱内装を行い、食の安心・安全を支えています。